ヒロシマ・コレクション広島平和記念資料館蔵

広島平和記念資料館には、いまも被爆資料の寄贈が絶えない。
原爆投下によって封じ込められた「時」と移り変わる現在との二重構造を内包した静謐なモノクロ・プリント群、それら資料にまつわる被爆の惨状。
被爆資料の展示を通して平和を訴える広島平和記念資料館とヒロシマを撮り続ける写真家・土田ヒロミの共同作業による、フォト・メッセージ・ブック。
「留用」とは何だったのか。
戦後、中国東北部(旧満州)にいた日本人が、鉄道や製鉄所の技術者、従軍医師や看護婦、空軍創設の教官などとして協力を要請され従事し、中国建国へ貢献をした。
それを「留用」という。
これは、中国から「国際友人」と尊称された人々の、知られざる日中戦後史である。
海上自衛隊の本質とは??。
創設の全容が、今明らかになる。
海外戦時派遣など活動が大きく広がる海上自衛隊。
その創設の全容を記した機密文書「Y文書」全九冊。
一般に知られることなく保管されていた「Y文書」をNHK取材班が独自に入手。
終戦直後からの旧海軍軍人グループの再建工作、そして米国との機密活動など、海上自衛隊という組織の本質を追及した迫真のノンフィクション。
太平洋戦争敗戦直後の夏、親泊大佐は一家で自決した。
ガダルカナル島など激戦地を転戦、人肉が売られる地獄から生還し、故郷沖縄も焦土と化すなかで、からくも生き残ったとき、なぜ彼は死を選んだのか。
遺族や戦友の証言を丹念にひろい、残された史料から親泊のこころの足跡をつぶさに辿る。
戦闘そのものが命を奪うだけでなく、人間を徹底的に追い詰める戦争の悲惨を通して戦争とは何かを問い直す、渾身のノンフィクション。
世界はヒロシマを覚えているか"。
ヒロシマの医師たち、被爆者たちが育てた「生命の木」を核の荒野に見出す。
大江光の共生と自立を通して核時代のヒロシマの意味を問い直す。
アメリカ、韓国、広島と検証の旅の過程を追ったフォト・ドキュメント収載。
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